データをじっと眺めていたら、なぜ?が生まれる。

沖縄にも“雪が降った?”

「沖縄の気温と降雪観測」データ

寒波の影響もあり、初雪観測しそうな東京地方の天気で寒さは一段と厳しくなってきているにも関わらず、今日の沖縄県那覇市の気温は22℃!そんな亜熱帯気候の沖縄においては、これまで一度も”降雪記録は無い”と、誰もが思いますよね?

寒い時は寒い!那覇の歴代最低気温「6.3℃」

気象庁のサイトでは、沖縄県那覇市の過去の気温や湿度、風速等のデータを詳しく観ることができますが、今から88年前の那覇では1925年3月13日に、最低気温「6.3℃」を記録した模様で、那覇では最低気温が10℃を下回ることもたまにあるようですね。

沖縄県那覇市の2012年1月から12月までの、月別平均気温(平均日最高気温と最低気温)、湿度グラフ。 青いバーの上端が日最高気温、下端が日最低気温です。オレンジの折れ線は湿度を表します。沖縄県那覇市の2012年1月から12月までの、月別平均気温(平均日最高気温と最低気温)、湿度グラフ。
青いバーの上端が日最高気温、下端が日最低気温です。オレンジの折れ線は湿度を表します。

月別の気温や湿度の移り変わりを観るため、2012年の平均気温をグラフにしてみましたが、昨年については10℃未満だった日は無いですが、その前年の2011年には8.7℃を記録しており、一桁台に気温が下がる日はやはり存在しています。移住の際には、ダウンコートを持ち合わせる必要性までは無さそうですが、ともあれ体感温度は人それぞれですから、さすがに寒いと感じたら、例え南国であっても無理せず重ね着などで寒さ対策をしないといけないですね!
なお、2005年3月5日から7日は連続して10℃未満でしたが、その期間にたまたま那覇と首里近辺に滞在していたことを思い出すと、移動中のタクシーの中では「お客さんついてないねぇ〜」と言われ「沖縄も寒くなることあるんですね!」と寒い沖縄について話したことを思い出します。

唯一の降雪記録を発見!

実は”みぞれ”を観測したという噂を頼りに同気象観測データを調べてみたところ、確かに気象庁沖縄気象台久米島測候所によれば、1977年2月に「大気現象の雪日数が1」(表の右端の欄)となっており、この日、久米島で”みぞれ”を観測したのが唯一の降雪記録なのだそうです。
残念ながら多くの方がイメージする”雪”景色になるほどでもパラつくような雪では無かったようですが、地上の気温が0℃以上で、かつ上空1500mで-6℃以上-3℃未満のときに”みぞれ”として降ってくることが多いとされ、雨が雪に変わるときや、その逆のときによく見られるのが”みぞれ”だそうです。そして、気象観測分類上は、”雪”と同じ扱いとして記録されるために、これが久米島での降雪記録に至ったようです。

出典wiki/「2009年2月20日の大雪が降った日の新千歳空港滑走路」aokomoriuta(青子守歌)残念ながらこのような雪景色は沖縄にはありません!!
出典wiki/「2009年2月20日の大雪が降った日の新千歳空港滑走路」aokomoriuta(青子守歌)

沖縄へ移住したら、ホワイト・クリスマスを体験したければ、およそ雪が降る地域に行かなくてはなりませんが、南国沖縄では多少寒くても雪は振らない!というこれまでの常識!?にとらわれず、「もしかしたら降るかもしれない。」なんて思って、クリスマスには星降る沖縄の冬空を見上げてみたら楽しいかもしれませんよ!

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