The Original Scents & Aroma Items WASITE STORE 三園 泰慶さん #04-4

可能性という匂いの中で生きていると実感。(4)

可能性というベールに包まれた沖縄。

そこに漂っている好奇心をくすぐる香りに引き寄せられ、沖縄までの総距離2,000km以上をバイクと共に移動し続けた20日間。それが沖縄移住生活に向けたスタート。

そうして、今や沖縄からオリジナルの香りとアロマアイテムのブランド「WASITE」を全国に届ける三園 泰慶さんの「マイグレートライフおきなわ」は、まだ出会っていない新しい沖縄の香りを探し求めながら、長い人生の旅の途中にいるのかもしれない。

挑戦すればするほど、沖縄移住生活が刺激的で貴重な経験となった。これから沖縄移住を目指す人達の心の中にある不安や期待、そして勇気を示す先例でもあり「自分の生き方に責任を持てる人ならきっとうまくいくはず」だとその秘訣を語る。

一方で「結局どこでも一緒なんですけどね」と付け加えた言葉には、沖縄移住が特別な事でもあり、普遍的な事でもありながら、大事な何かが必要であるように思う。そして、改めて今一度沖縄移住への憧れや目標を考え直す最良の機会でもある。

三園さんが最後に伝えた等身大のメッセージに、みなさんは何を思うだろうか。

これから沖縄移住を考えて行く方法

━━ご自身の様々な体験から見えた沖縄移住の秘訣があれば伺いたいのですが。

沖縄移住がその人の生き方に合っているのかどうか、それが沖縄移住ということであれば、僕はウェルカム。応援したいですし、挑戦してみてって言いたい!

ビジョンがあって、それが沖縄でなきゃ実現できないから沖縄に行くという流れが一番素敵だと思います。だから沖縄に来れば何とかなると思わず、沖縄で何かをしたいって決めてから沖縄に来た方が良いと思いますよ。僕は何とかなりましたけど(笑)。

ただ、僕の場合は沖縄で何かをやらないと気が済まなかった。その結果として今では良かったと思うけど、正直、沖縄じゃなくても良かったかもしれない。

香りづくり、三園さん

━━ご友人やお仲間の移住者のみなさんには、沖縄を去る方はいましたか?

いますね。沖縄では仕事の給料が安くても生活費は本土とそんなに変わらないし、貯金や留学とか資金を準備するのも難しいので、本土に働きに行く人も少なくないです。

こっちでビジネスをしていても、経済的な面と自己実現が叶わず帰る人もいますし、文化が合わないと思ったり、沖縄の人と合わなくて帰ってしまう人も。
出向で沖縄に来ても“違い”にストレスになる人もいるでしょう。
結局、これはどこでも一緒なんですけどね。

━━「どこでも一緒」という言葉は、沖縄移住者のみなさんがよくおっしゃる言葉ですね。

自分で何か起こしていれば、どこでも一緒という感覚が共通認識としてあるのかも。

━━そういった意味でも、移住希望者には移住を止めることも選択肢に入れて欲しいですね。

そうですね。
でも沖縄移住してから生きている実感はありますよ(笑)。

東京を出てからの20日間と、沖縄に着いてからの何年間では、ホント毎日一瞬一瞬を覚えているぐらい濃密でしたね。本当にドラマチックな沖縄移住生活でした。

━━沖縄移住生活で経済的な大変さという点をもうすこし詳しく伺いたいのですが。

一番所得が高い東京都と沖縄県では平均13万の差があるんですね。それでも思ったほど沖縄県内の物価は安くないし、マックの値段が変わるわけじゃない。

例えば、20代半ばで25、6万給料貰っている人が、同じ住環境で同じ食生活で、生活レベルを落とさずに13万円差で生活してみてって。それでやっていけるんだったら、多分沖縄でも大丈夫だと思います。

もちろん、沖縄でもちゃんと給料を貰える仕事に就けるし、家族を養うこともできます。

━━沖縄には、まだまだ未知の可能性がありますか?

あると思いますよ。

東京や北海道でもそうでしょうけど、何か新しい発想をする人が出てくるだけで大きく変わる可能性があるし、まだこれからだと思います。新しい可能性はどこにでもあるんじゃないかと。

もし、ちょっと移住をやってみたいならウィークリーマンションでも借りて少しずつ色んなことを経験しながらやってみたらいいんじゃないかな。僕自身この仕事に辿り着くまでに小さいことを積み重ねながらやってきました。

このお店をつくるのもほとんど自分でやっているし、一人でできるっていうのは、小さく小さく小さく・・・少しずつちょっとずつ大きくしているだけですが、楽しいですよ。

ワシてショップ、三園さん

□最後に質問した、沖縄移住に対しての点数を文章で頂いているので転載します。

━━沖縄移住して良かった事を「100点」とすると、今何点でしょうか?

「50点
移住してもちろん良かったです。
しかし個人の生き方としては正直しなくても良かったかもしれない。移住しなかったらそれはそれでどこかできっとうまくやっていると思うし、そっちのほうがよかったかもしれない。
でも沖縄は好きだし、この先もずっと沖縄に移住してよかったと思っていたいけど、未来はわからない。

東京から出る時に色んなことを諦めてきた。新しい場所に来たのだから仕方ないけど、未練と後悔が全く無い移住ではなかったし、移住してから仕事のパートナーとは離別してしまった。来てからも失ったものは多いし、全てがパーフェクトじゃない。それでも良かったことももちろんあるから、50点。残りの50点はこれから未来への期待値。自分しだいで100点にもなるし、50点どまりかもしれない。自分はどこにいてもベストを尽くすだけ。

言葉足らずでちゃんと伝わっているか解りませんが、沖縄への移住で私は今幸せに暮らしています。妻と出会えたこと、家族をもてたこと、自己実現が叶ったこと。たくさんの人に助けられたこと。たくさんの友人に出会えたこと。たくさんの素晴らしい思い出を作れたこと。沖縄に移住したからできたことです。とても感謝してます。
でも、人生の可能性は1つじゃありません。

移住はその可能性のただのひとつです。その可能性を感じるんだったらやってみたらいい。間違えるかもしれないし、傷つくこともあるかもしれないけど、可能性を選ぶのは自由だし、今の沖縄は昔よりも移住に対しての壁が低い。きっとスムーズに移住して新しい暮らしをスタートさせることができるはず。

ただ、自分の行き方を誰かに任せるような気持ちがあるならやめたほうがいい。
平均賃金は低いし、物価が特別安いわけじゃない。子育てでも子どもの教育環境は大きく異なります。移住前の暮らし方を同じように沖縄でもしたら少なからず苦労するはず。自分の価値観とはあわないことが多いかもしれない。
逆に自分の生き方に責任を持てる人ならきっとうまくいくはず。
がんばる人にはたくさんの人が手をかしてくれるはず。」

━━インタビューにご協力頂き有難うございました。



三園さん)もし良かったら、お土産に一本いかがですか?
好きな香りを選んで頂いたらそこで作りますので。
※お言葉に甘えて、編集部が「沖縄の匂い」をオーダーさせて頂きました!

沖縄の匂い。NO.23

■WASITEストアオーナーの三園 泰慶さんのインタビューを読んで、沖縄移住生活に興味が出てきましたか?

前回、「WASITEを中心として良いことのはじまりへ。 - 可能性という匂いの中で生きていると実感。(3)」

Shop Data

三園さんが経営する宜野湾の「WASITE(ワシテ)STORE」のお店情報です。キャンドルが灯す小さな明かりの中には、誰かの心を動かす大きなチカラが宿っていると言います。

そんな柔らかな灯火だけでなく香りも楽しみたければ、50種類以上のアロマキャンドルの他、三園さんご自身が「創造的カウンター」と呼びたくなるという調香カウンターにいらしてください。

お客さんとの対話を楽しみながら、たった1つしかない、あなただけの香りを作り出せますよ。

The Original Scents & Aroma Items WASITE STORE(ワシテ)

住所 〒901-2222
沖縄県宜野湾市喜友名2-21-10
MAP
TEL/FAX 098-892-0685
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
お問い合わせ オンラインフォームはこちら
URL http://www.wasite.org/
オンラインショップ http://wasite.shop-pro.jp/
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